【大根(だいこん)紋】
大根を家紋に選んだのは、大根を漢名で莢?と呼んだことから、莢?は来福の意義に通じるので、いわゆる瑞祥的意義に基づいたものとの説があるが、従いがたい。私の考えでは、大根もまた春の七草のひとつであるから、芹・薺が家紋に選ばれたと同じ意義で、禁厭の目的からきた信仰的意義に基づいたものであろう(沼田頼輔著「日本紋章学」)
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